死
考えない日はなかった
目が覚めて、みんなに言われた、
母子ともに助かってよかったね!
本当はこんなこと言っちゃ絶対ダメなんだけど、何度も何度も死にたいって思ってた。
最近でもたまに思うけど
医師の先生たち
リハの神教官
家族友達の励まし、支えがあっても
やっぱり思わない日はなかった。
入院中も主人とぶつかることあって心痛めたし、辛い入院生活、厳しいリハビリ生活も嫌だったし、それだけじゃなくて退院して実家での暮らしがはじまってからも、つらくて何度トイレで泣いたことか。
私の両親はとてもいい人たちだから一日でも早く私が今までのように暮らせるように、実家でもリハビリを兼ねた家事を私に与えたり、私が心折れそうになると弱気になるな!と言った。神教官の次に厳しい人たちだった。それも全て私のため。
その努力があっての今だから、本当に感謝してるし、でも本当にしんどかった、正直もう頑張れない。こんなに辛いなら死んじゃいたい、って思った。
もちろん自分が生死をさまよった人間だから死を軽んじて考えている訳ではなくて、それくらい辛かったんです。
ただ私には息子がいた
時には同志のように
時にはそれがプレッシャーに
そんな存在でした。
せっかく救っていただいた命なんだから大事にしなくちゃいけないって本当にわかってるんだけど
でも、ダメなんだ。1日に一度は考えちゃうんだ